2016-01-28 第190回国会 参議院 本会議 第7号
当時、日本は不況の中にあり、金解禁や緊縮財政を行っていた浜口総理は、昭和五年十一月、東京駅のホームで銃撃されました。秋から続いていた国会に出席できない日々が続き、野党からは、総理が国会に出られない以上、政権を野党に渡せと言われます。今国会の会期中には必ず浜口は登壇すると時の与党は答えました。 国会の会期末、浜口総理は病状が悪化して絶対安静の状態でした。
当時、日本は不況の中にあり、金解禁や緊縮財政を行っていた浜口総理は、昭和五年十一月、東京駅のホームで銃撃されました。秋から続いていた国会に出席できない日々が続き、野党からは、総理が国会に出られない以上、政権を野党に渡せと言われます。今国会の会期中には必ず浜口は登壇すると時の与党は答えました。 国会の会期末、浜口総理は病状が悪化して絶対安静の状態でした。
読みにくいのですが、これを一々解説している時間はございませんので省略させていただきますが、このことが、その後、政友会と海軍とが結託しての大きな騒ぎに発展し、とうとう翌年、浜口総理が東京駅で狙撃されるという事態も招いてしまいました。
そんなところで、先般、小泉総理も所信の中で、男子の本懐ということで浜口総理のお話を出されました。御案内のように、金解禁のときに、浜口総理は、一緒に死ぬ覚悟で頼むよと井上大蔵大臣に言ったそうでございます。
○田英夫君 いや、それはもうテロというのは、日本を例にとっても、戦前、昭和初期も頻発しましたよ、財界の人が殺されたり浜口総理がやられたり。そして、五・一五事件もテロですよ、あれは青年将校がやったことですけれども。二・二六事件はクーデターに近いかもしれないけれども、正にテロというのは世界じゅうでずっと以前からあった。なぜ起こるのか。問題はそこじゃないですか。
その文章を書くのに、斎戒沐浴して、そうして正座をして、真夏にモーニング姿で机に向かって浜口総理は書かれたそうであります。この中に同じ趣旨を浜口総理は全国の全世帯に配布することにした。「かたい文章であったが、浜口は一戸一戸の前に立って訴えかける思いで書いた。このため、暑い盛りに、モーニング姿で机に向かった。」「ビラの末尾には、毛筆による署名を入れる。
そして、残念ながら浜口総理は駅頭で凶弾に倒れられた。 鈴木総理が行革に命をかけると言われた。私は、それはもう文字どおりそうだと思います。その意気や壮であります。ただ、池田内閣のときに設置されました臨時行政調査会で、官吏の出向ではなくて民間から事務局をつくろうとしたところが、意識的に行政のプロから反対をされて、ついに各省からの出向委員で占められた。
それは、明治天皇の威光を背にした松方財政、次に浜口総理とがっちり組んだ井上財政、そして最後がGHQの銃口のちらつく中でのドッジ・ラインの節減。こういう中におきまして、相当の勇断をふるわないと——いまの日本の状態を見ますと、たかりとばらまきの民主主義の中にどっぷりつかっておるいまの日本にどういうふうにしたらそれが実現できるか、この点もまたお聞きしたいと思います。
滝井議員からも、いろいろ大橋労働大臣のお人柄や、また、学生時代からたいへん頭脳明晰で、秀才としての誉れが高かった点や、さらには、いまはなき浜口総理のめがねにかなって御縁を結ばれました点等につきましてのお話がございました。そのように、大橋労働大臣がきわめて頭脳的に優秀であろうという点につきましては、私ども心から信頼をいたしております。
昭和四年に山木宣治氏が殺され、五年に浜口総理大臣がピストルで撃たれ、六年にいわゆる三月事件、十月事件という錦旗革命のクーデターなるものが未然に発覚して、そのあとにおいていわゆる昭和七年の血盟団事件、五・一五事件、満州事変二・二六事件というふうに、このテロとファッシズムは、一個の軍事政権と戦争への道を切り開いて来たのです。
これは申すまでもなく、過去の記憶でいいますならば、浜口総理大臣が凶変にあって、そうして当時の野党が無理やりに総理大臣の出席を要求して、ついに総理大臣をして病死せしめるに至ったというような点につきましては、私どもは過去の事例を通し、あるいは社会党といたしまして、そういう人道上の問題はとるべきにあらずという見解から、実はきわめて寛大な態度をもってこの国会に臨んだことは、これは政府も与党の諸君も十分御承知
いまさらかつての浜口首相の例をあげるまでもないが、浜口総理大臣は、倒れてもなお国会に登院して、一国の総理大臣になるものの責任がいかにあるべきかを知らしめたのでありまするが、この吉田さんの態度と考え合せまするならば、同じ土佐の生れでも、浜口さんと吉田さんとでは、純土佐犬と雑種ほどの違いがあると言わざるを得ないのであります。
にかかつた人でありまして、そのかかつたのが公務旅行中でありますならば、その流行病にかかつたのが、公務でかかつたという証明を要しないで、公務傷病にかかつたものとしての取扱いを受けるのでございまして、それから三号のところの「公務員タル特別ノ事情ニ関聯シテ生シタル不慮ノ災厄ニ因リ傷痍ヲ受ケ又ハ疾病ニ罹リ恩給審議会ニ於テ公務ニ起因シタルト同視スヘキモノト議決セラレタルトキ」こういいますのは、たとえばずつと昔、浜口総理大臣
第一は、浜口総理大臣が受難されましてから、この輸血ということが非常に民間に行き渡りまして、この術によつて起死回生をすることができるということが徹底しておるのでありますが、今この輸血の不祥事が新聞に公表されましたために、今後民衆の間に輸血をあまり恐れ過ぎるという害が起りはしないかということを私は考えておるのでありますがこの際厚生省当局において輸血の正しい知識を與えて、何ら危險がないということを民衆に周知徹底